数字上では回っている“はず”だった。
でも、あるとき、支払いを前にして、どう見ても足りない。
額の大小の問題じゃないんです。1円でも足りなければ、信用を失う世界。
それが資金繰りの現実なんだと…、思い知らされました。
「いけると思ってたのに…」って、誰に言っても通用しない。
経営は結果がすべてで、理由も言い訳も聞いてくれません。
私はそこで初めて、資金の流れを甘く見ていた自分に気づきました。
このままだと終わる──そう思ったとき、初めて“本気で調べた”んです。
結果的に、動き出したことで道は開けたけど、何もしなければ…と今でもゾッとします。